所得税の申告の際、控除を受けることができる出費がたくさんありますが、その中で、多くの納税者が控除項目として申告するのを忘れるものがあります。この中から、最も見逃されることの多い12項目が、下記のものです。
1.
個人事業主の健康保険料: 個人で事業をしている人は、自分と家族の保険料を控除することができます。
2.
投資アドバイザーの手数料: 課税対象となる投資を管理するための費用は、控除できます。
3.
コンタクトレンズ、眼鏡、補聴器の費用: これらの費用は、メディカルエクスペンスに加算して、控除を受けることができます。ただし、調整後総所得の7.5%を上回る場合に限られます。
4.
事故、災害、犯罪による被害: 交通事故、地震、火災、洪水、ハリケーン、トルネイド、そして盗難などの犯罪による損害額は税金の控除項目です。
5.
自宅で使用しているコンピューターの減価償却: もしそのコンピューターを使用して、収入を得ている場合には、減価償却費を計上することができます。たとえば、コンピューターを、投資アカウントの管理に使っているような場合でも、これがあてはまります。
6.
住宅ローンのプリペイメントペナルティーと延滞金: 元金を多く返済したり、リファイナンスしたために発生したプリペイメントペナルティーは、金利として計上することができます。
7.
自宅の改修費: 家を売却する際に、キャピタルゲインの金額は、売却金額からコストベースを差し引いて算出しますが、家を改修した費用は、コストベースに加算することができます。
8.
ユニフォーム: 職場でユニフォームの着用が義務付けられている場合で、そのユニフォームが日常着るのに適さない服の場合、その費用を控除することができます。
9.
長期介護保険の保険料: この保険料は、メディカルエクスペンスに含めることができます。控除できる上限金額は、納税者の年齢によって決められています。
10.
価値のなくなってしまった株券や債権: その課税年度内に、価値が下落してゼロになってしまった株や債権は、その年度の最終日に売却して損失が出たものとして、ロングターム、またはショートタームのロスとして計上することができます。
11.
株券や債権などを保管するための貸し金庫代: 税金が発生する株券、債権、証券、その他投資に関わる書類を保管している貸し金庫の費用は控除項目です。ただし、宝石などを保管するためだけに借りている場合は、対象外です。
12.
定期預金の解約ペナルティー: 定期預金などを満期前に解約したために支払わなければならなかったペナルティーは、控除の対象となります。
皆さんのそれぞれのタックスリターンで控除できる項目や金額については、会計士さんにご相談ください。
(この資料のソースは、Ernst
& Young LLP Tax Guide 2006 に掲載された資料です。)
